始まりの音色

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「フローリアン?一体どうしたんだろう」 「分かりませんわ・・・とにかく、お父様の元に行ってみましょう!」 「ミュウはソプラとテノールと一緒に此処で待っとけよ!」 「了解ですの!」 ミュウを部屋に残し、ルークとナタリアの二人はインゴベルト陛下がいる、謁見の間に急いだ。 「フローリアン!」 「ルーク!ナタリア!」 二人を目にしたフローリアンは再会を喜んだ。 「一体どうしましたの?一人でバチカルなんて・・・」 「アニスが不思議な光の中に吸い込まれちゃったんだ・・・それで何とかしたくて・・・」 彼はナタリアの質問に答えた。 「きっとソプラも一緒に連れて行った方が良いかもしれないな・・・・」 「ええ、お父様・・・」 「私の事なら心配要らん!行ってあげなさい」 「はい!」 新たな旅への始まりの音色が鳴り始めた。
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