始まりの音色

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約束の場所にティア・グランツと共に戦った四人の仲間が集まった。 「ティア・・・歌ってくれませんか?貴女の譜歌を・・・」 「ミュウも聞きたいですの~❤」 ナタリア・ルツ・キムラスカ・ランバルディアとチーグル族の男の子、ミュウが言った。 「良いわよ・・・♪♪♪~」 彼女は快く引き受け、歌い出した。その旋律は夜の渓谷に優しく響き渡った。 「帰りましょう・・・夜の渓谷は危険です・・・」 ジェイド・カーティスの言葉に四人は従い歩き出した。 「!?」 ティアも背を向けた時、足音に気付き振り返った。 「・・・!」 そこには赤い長髪の男が立っていた。 「どうして・・・此処に・・・?」 驚いて目を見開いたティアは彼に恐る恐る聞いた。 「此処からならホドが見渡せる・・・それに・・・」 ティアの問いに答え、四人を見た。
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