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「貴女の記憶が一定数戻った今、封印術の一部が解けて、記憶が剥き出しになってます・・・姉様の怒りに触れないうちに戻しなさい」
「・・・分かった・・・!」
こばとの脅しにソプラは了承した。
「良いのか?」
「ええ・・・此処で従わなければ、きっとガイラルディア様・・・貴方に危害が及ぶと思うから・・・」
ガイの言葉に答え、ソプラは自分自身の記憶に近付いて行き、取り入れ始めた。そんな時・・・
「ソプラ!ガイ!」
後を追って来たルーク達が姿を見せた。
「こばと・・・!」
「はい、姉様!忍法・影縫い!!」
「うわあっ!?」
「済まん、ルーク・・・俺の攻撃から避けてくれ!」
影の支配を受けたガイがルークに斬りかかって来た。
「「ルーク!」」
「術の対象者は一人ではありません!」
ティアとナタリアも影を支配された。
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