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「「「光・・・!?」」」
ナタリアが手を開けると浮き上がった光を見て三人は呟いた。
「「「身体の中に入った・・・!?」」」
「ん・・・此処は何処・・・?」
光が女の子の身体の中に消えると彼女は目を覚まし、起き上がった。
「安心して・・・バチカル城の王女の部屋よ」
ティアが説明した。
「バチカル城・・・?」
女の子は何処か虚ろな目をしてぼんやりしていた。
「何故バチカル港に流れ着いてましたの?」
「分からない・・・ううん・・・思い出せない・・・」
ナタリアの問いに女の子は正直に答えた。
「・・・だったら、思い出せる事はないか?」
今度はルークが聞いた。
「思い出せる事・・・私の名前・・・ソプラ・リズム・・・それだけは思い出せる・・・」
ぼんやりとしてるもののソプラはルークの方に視線を移し、答えた。
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