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声の主は椅子に座り優雅に何かを飲む全身黒服のイケメン
「まぁとりあえずこちらに来て飲むと良い」
いつの間にか椅子とテーブルがあった。
椅子に座るとテーブルに珈琲が現れた。
珈琲に飲んだ瞬間俺は珈琲を床にぶちまけた。
司「オイ何だよこれ!ブラックよりさらに苦えよ!」
だがイケメンは微笑むと
「ジョークだよ」
怒りを飛び越え呆れた。
「さてと、因みに此処が何処でどんな状況なのか理解しているかな?」
記憶にある死んだ瞬間+見たことない部屋=異世界フラグ
司「あれかあんたは神で異世界行ってこいってやつか!」
これで俺も主人公に「残念ながら違う」なん…だと
「確かに神だけど異世界には行けない。そもそも人を助けたから生き返れるという考えが間違っている。命は一人一つどう使うかはそいつ次第。だから君には輪廻の輪に戻って貰うよ」
司「じゃあ俺が此処にいる理由は?」
「君が死ぬ運命ではなかったので不具合が起きた。一時的に此処にいるのさ。
不具合はすぐ治ると思うしね」
司「死に損かよ」
「次の一生は少し優遇してあげるよ」
絶望に打ちのめされていたその時女神が俺に微笑んだ
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