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「じゃ、帰ろ帰ろ~。」
「あ、おう。」
そんなことを思っていると川越に帰ることを促され歩き出す。
「ねぇねぇ凍麻はさ、彼女とかいるの?」
突然の質問に驚く俺。
なんでそんなにみんなそんなことが気になるのだろう。
答えはもちろん
「いいや、いないよ。」
「ふーん。そっかそっか!」
え?
それだけ?
俺が結構気にしていることを質問された挙句その反応…しかも嬉しそうにしている。
泣きそうだ……。
「あ、私こっちだからばいばいだね!じゃ、また明日~。」
「また明日な……。」
俺って女に嫌われてるのか?
でもみんな話しかけてくるし…。
あぁもうわからん!!
少し混乱した俺は気分を晴らすために走って家に帰るのだった。
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