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「お・き・ろっ!!」
「ゲブッッ!!ま、またこの起こし方かよ……って楓かよ…。」
今日も鳩尾にダイブされて起こされたのだが今日は姉さんじゃなくて楓だった。
「かよってなによかよって。文句ある?」
「何でもないです!」
楓の軽い殺気にあてられて即座に謝った。
まぁ拳で起こされるよりましか…。
「で、今何時…?」
「7時よ。早く準備しなさいよね。」
「へいへい。」
また文句を言うと殴られそうなので素直に言うことを聞いて準備を始める。
「あのさ、楓……。」
「何よ。」
「着替えるから出て行ってくれないか?見たいならいいけど。」
ボフンッ
楓は顔を俯けるが顔が真っ赤になっているのが分かる。
だってこういうのたまにするから。
「だ、誰も見たくないわよ///!」
「ゴフッ!!」
俺を殴ってズカズカと部屋から出ていく楓。
ったく、照れ屋さんなんだから♪
………ごめん、キモかった。
だから読むのやめようとしないで。。。
「ごめんごめん。じゃ、降りるか。」
「う、うん///」
律儀に部屋の前で待っていた楓だが先程のことがまだ恥ずかしいようだった。
そんなわけで(?)中学の頃の俺達に戻った俺達はリビングに降りた。
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