106人が本棚に入れています
本棚に追加
「はいっ、ダーイブッ!!」
「ぐえっっ!!げほげほっ…そういう起こし方やめてくれよ…。」
ダイブされた部分を擦りながらいう。
正直言ってかなり痛い。
しかもちょうど鳩尾だからな。
「だってこれじゃないと起きないでしょ~。」
「まぁそれもそうだけさ…。」
本音言うとそういうこと。
俺は普通のことじゃぁ起きない。
でもあんな痛い起こし方は嫌だな…。
「それより、早くしないと遅刻するよ?今日入学式なのに遅刻したらまた楓ちゃんに怒られちゃうよー。」
そう言われてハッとした俺は時計を見る。
現在7時50分
入学式開始時刻9時00分
準備にかかる時間20分
行くまでの時間徒歩30分
なんだよ、まだ余裕じゃないか。
「その時計さ、壊れてるよ?ちなみに今は8時25分だよ♪」
…………沈黙…………
「えぇぇええええぇぇええええ!!!??」
なんで時計が壊れてんだYo!!
俺は楓の鉄拳制裁を食らいたくなくてアラームセットしたんだYo!!
……あれ、携帯にもアラームつけたはず。
「それ、AMじゃなくてPMだね。」
「Oh my god!!!」
「あはは、発音いい~♪じゃ、先にいってるね。」
頼りの姉が・・・この俺を・・・。
現在の凍麻
OTZ←
おい!
その矢印はなんだ!
俺はアッチの趣味はないからな!
「凍麻ー!早く用意して行かないと本当に遅刻するわよー!」
「わかった母さん!やべ、本当に早くしなきゃ。」
急いで真新しいブレザーを着て下に降りる。
朝ご飯は和食でごはん、味噌汁、サバの味噌煮だった。
朝からよく作れるよな。と思いながら急いで食べる。
そして急いで歯磨きと洗顔を済ませ
「じゃ、======☆(((((((((・ω・。)ノイッテキマース♪ 」
ハイテンション過ぎる高校初登校をするのだった。
最初のコメントを投稿しよう!