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「で、なんで結局遅刻したんだ……。」
「だな……。」
「だなじゃねぇよこのクソヤロウが!!!!!!」
「あべしっっ!!!」
そう、遅れたのはゴミこと黒原 彰(クロハラ アキラ)のせい。
こいつは中学生の頃からの悪友だ。
と言ってもほとんどこいつはいじられている。
何かあるごとにイジられ嬲られ辱められている。
「うん、お前それはひどい。」
とまぁ喋っているこいつは置いといて本題に入ろう。
「やばい、道がわからん。」
これがすべての始まりだった。
ド忘れなのだが道が全く分からない。
既に遅刻寸前の時間帯なのでここらに同じ高校の生徒と思われる制服の人は見当たらない。
俺が覚えてないからにはゴミも覚えてないからな……。
「今ひどいこと思った?」
「いや別に。」
なんでこいつ自分がひどいこと思われてたらわかるんだろうか。
「あ、ところでさ、俺道わかるぞ。」
「まじか!本当に偶にはやるな!」
うん、本当にたまにはやるなー((*´∀`))
「たまにってひどいよな…。まぁいいや。じゃ、ついてこい!」
これが遅刻の原因だったことになんで俺は気づかなかったんだろう………。
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