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「えっと…まぁ、とりあえず中に入ろうか」
「うんっ!!」
プルルル…
家に入ると同時に家の電話が鳴った。
ガチャッ
「もしもし」
「やっほー!父さんだぜ!美紗ちゃんとは会えたみたいだな!」
こいつ…。
だから早く帰れって言ってたのか。
「この子の名前、美紗ちゃんって言うのか?」
「もしかして憶えてないのか?」
えっと…。
たぶんないな。
「わからないな。」
「お前は鶏か。 遠縁の藤咲さん家の子だ。 中学生の時に1度だけ会ったことあるじゃないか。」
「息子を鶏呼ばわりとは酷いな。 てか、キャラ変わってないか?」
「作者の気まぐれだ。 いいから早く思い出せ。」
「わかったよ。」
中学生の時?
・・・
あぁっ!
確か…夏休みだったかな。
じいちゃんの家に遊びに行ったときか。
あの時は確か…
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