第3章

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その後二人は夜が更けるまで、世間話をしていた。 星が瞬いていた時間は終わり、空が明るくなってきたときようやく二人は現実に戻った。 「翠煉は何歳なんだ?」 そろそろ戻ろと立ち上がった時、ふと疑問に思ったことを尋ねた。 「15ですよ。まぁ、近々16になりますけど」 「にしては、政に詳しいな」 その呟きに漠然とした答えを返して翠煉も立ち上がる。 「それではまた」 そのまま後ろに倒れ、木から落ちた。
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