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適応科も共に協力しあいながら、天職を探し続けているのであった……。
「どうだガクヤ! 中条高校のパンフに載せる学校説明文は」
「うん、凄いねー。ニシゲンなら小説家とかのが向いてると思うー」
現在、一時限目。適応科である俺らは今日も天職を探し中のはずなんだが……
「ニシゲーン。これ、ホントに応募するの?」
表情が変わらず、くり色セミロングの女顔。佐野神夜(さのかぐや)別名『ガクヤ』は俺の隣でボッキーいーとなう。
「勿論! だって、上位3名は就職や進学に有利になるんだぜ」
「そんなにキラキラした目でこっち見んなよー。……ボッキー、いる?」
「いただきます」
俺、西元羽詩流(にしもとはしる)。別名『ニシゲン』は学校のパンフの説明文考えなう。
「応募するってボタン押しといたよー」
「あざっす、ガクヤ!」
あとは明後日を待つのみ♪
「ん、このボッキーなかなかの味だな♪」
「でしょー。期間限定たこ焼き味、略してたこ味、美味しいでしょー」
「わざわざ略すんだ……。まぁ、俺は好きだぜ、たこ味」
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