二条 涙による覚醒

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あれから1ヶ月がたった。 まだ美奈子はイジメられている。でも笑ってる‥それが気に入らないみたいでイジメは悪化する。 俺は授業をサボり缶酎ハイ(すくりゅードライバー)を飲んでいる。 俺は高校一年にして酎ハイ好きである。まぁないなら無いでいいけどサボって秘密の場所で眠るのが俺の学園ライフだ。 場所は校舎裏にある昔の離れにあるトイレだ。 何年も使ってないのに綺麗にしてある。理由はここでタムロしてた不良先輩達に心からのお願い(力)で掃除をしてもらったからだ 俺は不良じゃない! サボりはするが、事件もおこしてないし。カツアゲとかもしてない。イジメだって……してない! まだあの美奈子を見捨てた時の美奈子の悲しげな眼が俺を悩ませる。
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