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「やっぱり、かわいいね先輩」
八乙女は言った。
またドキッとした。
治まれよ、
「かわいくないから、やめろよ」
やっぱり素直になれなくて、でも八乙女はそんな俺を見透かすように笑った。
その笑顔すらかっこよく見えた。
少し幼い笑顔、やっぱり年下なんだとほっとした。
なによりも嬉しかったのは、俺をサッカー無しでわかってくれる人がいる。
まだ、言葉にできないけれどなんでもわかってくれる。
何度も言うけどそんな八乙女が、
大好きなんだ。
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