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「先輩、今日は俺んち来るでしょ?」
「お前がいいなら」
先輩はまた素っ気なく俺の質問に答える。
新たに知った先輩はツンデレのようだ。
そんな事すら可愛くて仕方なかった。
「じゃあ行こうか」
俺がそう声をかけるとスポーツバックを肩に掛けてじゅんひを始める先輩。
俺はベースをかたに掛け、スクールバックを手にとった。
音楽室を出て鍵を掛ける。
何時もは一人で寂しくて暗い帰り道。
でも今日は、温かくて明るい道に感じた。
…先輩はどう思ってる?
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