第一章

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「なに…?」 ドアが少し開き言われた。 「いや、ギター音聞こえたから」 「あんた、3年の薮さんでしょ?」 「なんで知ってんだよ」 「サッカー馬鹿、有名だよ」 「お前は?」 「…八乙女、2年」 さっきのギターじゃなくて、ベースだと言われた。 なんだよ、こいつ。 2年のくせに。 生意気。 「あとね、可愛いって噂ですよ。先輩」 そういってにやにやする八乙女。 一方俺は顔に熱が上がり赤くなっているのだろうと感じた。
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