第一章

4/4

221人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
「噂通り、可愛いんだね」 「うるさい、なんだよさっきから馬鹿にすんな」 今までこんなに言われたことなかった。 サッカーがなかったら俺はただの人なのかと感じさせた。 また、イライラした。 「馬鹿にしてなんかないよ。俺本気なんだけど」 言葉を失った。 八乙女の言葉の意味が分からなかった。 「黙ってないで中はいったら?」 音楽室のドアの前、初めてであった。 …生意気な後輩。 そんなやつに、不思議な感覚を感じた。
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

221人が本棚に入れています
本棚に追加