第一章 「悪夢…」

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酒屋の前であろう箱が積み上げられた場所にマサルが蹴り飛ばされる… マサル「痛ぅぅ…」 (よっしゃ…作戦通りや…次で二人潰したらぁ…) カシャッ… パンパンパン… 箱の中にあった空瓶の破片を叩きながらマサルが腰を上げる… マサル「お前ら何人もおって何をやっとんや? はよぅワシを仕留めんかい!情けないのぉ!!!さすが奇襲攻撃して来た時、シッポ丸めて逃げ出しただけあるわなぁ!!」 そう声をあげるとまた殴りかかる!!! シュッ~!!!!!! サラリサラリと身をかわすマサル… ブチュ~!!!!!! 「うわぁぁああああ!目がぁ!!!!」 !!!? 「うがぁぁぁぁああ!」 マサルは相手の攻撃をヒラリと交わし人差し指で二人の片目を突き刺したっ!!! 男達がその一瞬の光景を目にし怯んだ… ぐちゃぐちゃ~!! マサル「おぉコラァ!どないじゃ~!!自分のど頭ん中かき回される気分はぁぁっ!!!!!! そうわめきながら目に突き刺した指をさらにかき回す! 男「ぐぁぁぁっ!!!ひっ!!ひっ!止めてくれぇぇ!」 ブシュ!!!! 一人の目から指を引き抜きさらにもう一人の片目に指を振りかざす!! グシュッ!!!!? 男「ぐぐぁぁぁああ!こっ!こっ!殺されるぅぅ~!!!助けてくれぇぇ! 」 その光景を目にして岸田派の男達は戦意を失っていた… 岸田派の男達 「やっ!ヤメェ!!!お前頭狂とんかぁぁ!!」 マサル「やかましいわぃ… お前らみたいな中途半端とは訳が違うんじゃい…」 10人居た男達の半分は倒れ込み 半分は戦意を完全に失っていた… その時だった… グサッ!!!!!!!? グチュッ! !!!!!!????? マサル「グハッッ!!!!!ガハァッ!」 マサルの背中に激痛が走り身体から力が一気に抜けその場に膝まつく… !!? 痛む場所を確認するようにマサルが手をやる… 手にはおびただしい程の血が付いている… マサル「ガバッ!くぅぅ… はぁ…はぁ…」 確認するかのように振り返るマサル… するとそこには奇襲攻撃の時に見た黒ずくめの男達が15名程 マサルの視界に見える…
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