第一章 「悪夢…」

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そのままマサルは膝から倒れ込む… バタッ… マサル「いッ…痛ぇ…」 再確認するかのように真っ赤に染まる手を確認する… 汗をダラダラ流し口から流れる血を拭い立ち上がろとするマサル… マサル「ッ…グハッ… お…前らぁ… ぜ…全員ぶち殺し…ガハァッ! たらぁ…」 背中の刺傷から出る血は マサルの服の前までも真っ赤に染めた… マサル「う…後ろから…卑怯なマネしやがって… 」 そう呟くとフラフラ先程 倒した酒箱の方へと進む… カチャ…カシャ~ン!! 酒箱から一生瓶を取り出し砕いた… マサル「刃物よりこっちの…切れ味の方がエグいど?ワシを刺したお前…正面からかかって…こいや…」 背中を伸ばせは傷口が圧迫され激痛が襲う… 前のめりになれば傷口が引き伸ばされまた激痛が走る… 普段ならすぐに殴りかかるマサルが何とも言えない微妙な体制で構えた… 男「しぶといやっちゃのぉ~ はよ死ねや…」
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