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仁が正美を全身でかばいながら隅へやる…
仁「どないしたんじゃ!!!?」
正美「仁さん…」
!!!!!!!?
仁「何でお前一人なんや ? マサルはどないしたっ!!? 何があったんや!?」
…………………………………………………………
正美がいきさつを話す…
仁「なんやと…」
仁の表情が仲本までも震えたたせたあの表情へと変わった…
正美はその表情に恐怖を感じ目を合わせれず思わず目を反らした…
仁「今すぐにワシをソコに連れていけ…」
正美「は…はぃ」
…………………………………………………………
一方 捕らわれの身 仲本は数少なくなった警察官をボコボコにして一人で警察署から脱走…
たまたま仁の元へ向かう最中に冷たく倒れこむマサルを見つけマサルに寄り添っていた…
仲本「マサル…マサル… マサルぅぅうううう!!!!!!!!!!!!!
ガサガサとマサルを揺らしながら仲本は叫び続ける…
仲本「お前…こんな所でいつまで寝よんやぁあ!
はよ目ぇ覚まして誰にヤられたんか俺に説明ぇせ~やっ!!!
コラァ!!!聞いとんか?! 返事せぇ~っ!!
返事せぇ~!!!!!!!!!!!!!!!」
仲本の大粒の涙がマサルの顔にポタポタと落ちる…
「マサルぅ~!!!!」
!!!!!!?
仁「仲本ぉ!!!?
お前なんで?」
遠くから正美と仁が駆け寄る…
タッタッタ!!!
!!!!!
遠くから段々と近づく正美と仁の足がピタリと止まる…
正美「い…イヤや…
イヤや………………………イヤぁぁぁ!!! !!!!!!!!!!!
イヤやぁぁぁ!!!!!」
正美が仲本に抱えられた血塗れのマサルの姿を見て頭を抱え崩れ落ちる…
仁がマサルに駆け寄り呟く…
仁「仲…本…どお言う…こっちゃ… ワシに説明…せぇや… 」
仁が一点を見つめるようにマサルの姿を呆然と見つめ仲本に話す…
仲本「俺にもわからんのんや…
仁ちゃんらがお祭り起こしてくれたおかげでポリ公共は皆出て行きよった…
そのスキを狙って出て来たんや…
ほんで仁ちゃんらの所、向かいよー最中にココに倒れこむマサルを見つけたんや…」
ググググ~ッ…
仁の握る拳がプルプルと震えていた…
仁「仲本… すぐに全員撤退させる…
マサルをこんな目に遭わした奴ら探すぞ…」
仲本はマサルを抱きしめながら呟く…
仲本「おぉ… 姉ちゃん…とりあえず一旦俺らん所に来いや…」
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