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警察から、自分が重要参考人として捉えられている、それは実際の所は、最も疑わしい人物だと見られていると言うことなのだろう。球太はその事実に大きなショックを受けながら、リビングへと移動した。
そこには、昨日と同じように静香の姿があった。しかし昨日と違うのは、そこに、百合と大樹もいたことだった。この二人もまた、警察の指示により、この屋敷に留め置かれていたのだ。
「おはよう、球ちゃん」
静香がうつろな表情で挨拶をしてくる。
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