希望の羽

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「あとこれ、銃弾。まあ、静嵐と一緒なら使う事なんて無いかもしれないけどさ。一応、念の為にね」 「はい」 霄瓊が頷いたのを確認して、湧碕は我関せずの態度を貫く静嵐の方を向いた。 「静嵐、使い方はお前が教えてやれよな!」 「ええっ?」 とんでもない提案に霄瓊が思わず声を上げると、当然のように返される。 「だって二人共いつも一緒なんだし、丁度良いだろ。なっ、静嵐!手取り足取り教えてやれよ、このこの!」 「…………」
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