プロローグ

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記憶の形。 それはつまり、人が記憶として残した『本』の事をさしているのだろう。 「あんたは?」 「リベラ。この記憶の館の館長よ」 「俺は有馬 博。――にしても、凄い本の数だな」 リベラと名乗った女性は、本を取り出して俺に開いて見せてくれた。
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