プロローグ

3/20
14人が本棚に入れています
本棚に追加
/280ページ
高校を出てからはバイトでなんとか食いつないでいたが、そろそろ定職に就かないと将来がヤバい。 そう思って面接に行ってはみるのだが、やはりそう甘くは無いものだ。 こうして俺はスーツ姿で河原に叫ぶ事となった。 「ああ、虚しい」 一人で呟いて、余計に虚しさが沁みた。 「……帰ろう」 力無くコンクリートの道を歩く。
/280ページ

最初のコメントを投稿しよう!