「勇者物語」

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「そいつを選ぶとは、あんたもお目が高いね。中々の上物だよ」 「ねえ、これいくら?」 「本当なら1000は取る所だが、今回は特別。――200Gで売ってあげよう」 「え、ホント? じゃあ買う!」 「待て待て待て待て」 俺は全力でアランを止めた。 「おっさん、銅の剣がなんで200Gもするんだよ」 「なっ、どうして分かっ――ムグ」 おっさんが慌てて口を抑える。
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