「勇者物語」

20/110
前へ
/280ページ
次へ
装備を整えた後、俺達は首都アールウェイへと向かった。 バークヘルムまでの道とは違い、しっかりと整地されていて歩きやすかった。 まあ、首都に繋がっているのだから当然だろう。 「気をつけて。ここのモンスターは凶暴だって話だから」 そう言ってアランは先程購入した『はがねの剣』を腰にさした。 「そういえば、ヒロシは何か武器は持ってないの?」 俺はポケットを探り、 さっき道端で拾った『ひのきのぼう』を出した。
/280ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加