プロローグ

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見るからに金持ちのお屋敷で、いかにも中世ヨーロッパをパクリました的な作りが鼻につく。 「俺らに対する嫌みか」 取り合えず全ての未就職者を代表して、悪態をついてやった。 ――すると、鉄格子状の入り口が、悲鳴のような金属音と共に開いた。 ビバ、心霊現象。 「すいませんもう言いません許して下さい」 平身低頭、許しを請う。 『……入りなさい』 「は、はい!?」
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