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一夜
『お前何で今の高校にしたの?家から遠いじゃん!』
私『私は特にやりたい事もないし友達と同じ所の方が楽だと思ったからです。一夜先輩だって遠いじゃないですか!なんでですか?』
一夜
『俺?!俺もねぇお前と一緒。俺の場合は友達じゃなくセナが行くって言ったから!すげぇくだらねー理由。』
ハハハと笑う先輩。
私『くだらなくないですよ!そのおかげで先輩に出会えた!私はこの高校を選んで後悔してません!』
笑う先輩をよそに私は真剣な表情で言った。
風が強くふく…
一夜
『そうだな!かけがえのない可愛い後輩に会えたってだけでよしとするか!!お前位だぜ?俺になついてくれんの。まだなついてはねーか!たかが一日!』
皆、アナタに近寄りがたいだけ。しかし流されたのか?気にしてないのか?ホントにただの後輩なんだな…何も言えなかった。
私『ずっと言おうと思ってたんですけど私、吉田ユリって言います!これからも先輩後輩として仲良くして下さいね。私が辛い時は慰めて下さいね!大事な後輩でしょ?私も大事な先輩に頼ります!!』
一夜
『ぷっ今更自己紹介…。オッケー!大事な後輩が辛い時はぜってー慰めてやるよ!頼ってきな!!そろそろ行くか!』
私達は公園をあとにした。
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