お菓子屋さん

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黒アノ「ふ~ん」 ニヤリと笑うとテラスの方へ向かう 執事「おや?」 アシスタント「ほほう」 執事「少々急用を思い出したので失礼」 アシスタント「急ぎの用が出来たみたいだからまたね」 会話を切り上げ二人も続く 人を掻き分け二階から飛び降りる。 店員「ちょっと黒アノどうしたのよ?」 黒アノ「ちょっと用事を思い出したから。そっちも頑張れよ」 そのままタクシー乗り場の方へ走って行く。 店員「なによ?」 男「どうしたんだい?」 一緒にいた男が聞いてくる。 店員「何でもない」 再び中に戻りパーティーを楽しむ 友人「やっぱ一流は違うわね。どれも美味しいわ」 女友達と雑談をしながら食べる。 料理はそこそこにアイデアでも拝借しようとスイーツコーナーに行く。 店員「だよね」 そう言いながらクッキーを摘む 店員「ん?」 友人「どうしたの?」 店員「何でもないよ」 もう一つ二つ食べる。 店員「ねえ?あれも食べてみない?」 指さすのは黒アノが持って来たお菓子 友人「何それ?どこの?」 店員「スクエアクローバーって書いてあるよ」 友人「知らないわね」 店員「でもこのバタークッキー美味しいよ」 率先して食べる。 男「どうしたの?」 男が帰って来る。 友人「スクエアクローバーって知ってる?」 男「聞いたことないね」 男2「それより向こうにもっと有名なのがあるからさそっちを食べなよ」 背中を押されクッキーが遠ざかる。 店員(やっぱ駄目か) まあいいやと素直に押されていく。 男「もうすぐケーキが出来るからそれ食べたらどこか行かない?」 友人「いいねーどこ連れてってくれるの?あんたも行くでしょ?」 店員「もちろんよ」 そうして部屋が暗くなりメインイベントのケーキが出てくる。
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