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「はい、どうぞ」
彼の前に皿を置くと、篠崎君は無愛想に返事を返した。
「サンキュー」
「刹那お姉ちゃん、ごちそうさま!食器片付けるね♪」
一番に食べ終った海斗君はそう言うと食器を片しにキッチンに行った。
「ありがとう、助かるわ」
「ごちそうさま、僕も流し台に置いて来るよ」
「助かるわ、ありがとうね」
一条君も食べ終ったみたいでキッチンに食器を片しに行った。
残されたのは……
篠崎君
相馬君
私。
「そういや、デザートは?」
デザート?
そんなもの用意してないわ。
今日はデザートなんて買ってないもの。
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