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月光
終わらない夜を数えて
光る雫拭って
一人抗い続ける貴方に花束を
小さな墓標の前で
過去の自分に会うの
肌寒い月夜に
抜け落ちたあの日の傷は
心に刻まれてる
生まれ変われないのなら
心だけ殺して
戦いの日々に無くしていた
小さな希望も
土の下に埋めてしまって
果てしない夜に怯えて
花の香り覚えて
一人涙を堪える貴方に祝福を
自分自身を殺した
罪を償う時が来るの
月が雲に隠れたら
泣いてもいい
見えないから
哀しみを全て流し去って
その身を焼き殺す
選択をしても尚
優しき感情を失わずに生きて
流し方さえ忘れていた
その涙を
再び手にするその時まで
哀しみの夜を数えて
月の光浴びて
一人歩き続ける貴方に幸福を
心を全て投げ出して
ありのままの自分で
言葉を紡いで
新たな朝が来るまで
希望を思い出して
一人戦うのなら貴方の側にいる
心を全て投げ出した
ありのままの貴方と
固く手を結んで
月の光に照らされた
貴方の瞳を見詰めてる
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