48人が本棚に入れています
本棚に追加
――…… !!
っ ... なんで .. あんな夢 ...
あーあー見たくねーもん見ちったよ
最悪 .. 海外にいた頃は見てなかったのに ...
久しぶりに見たあの夢 いつ見ても最悪
俺はカタカタと震えだし歯はカチカチとなりだす
「 なんでだよ .. 怖くねーよあんなの ... 」
怖くない .. 大丈夫 ..
自分を抱きしめるように そう言い聞かせながら自分を抱きしめた
左肩だけは違った
左肩だけは爪をたて肉に食い込むように肩を握った
今だに震えている身体
カチカチとなる歯
流石にやばいと思い何度も何度も自分の身体に言い聞かせながら落ち着かせる
ぐちゃぐちゃな頭の中から必死に捜しだした言葉
お前は月に住んでいる虎みたいだな
お前虎じゃなくまるで猫だな
とある人が言ってくれた言葉
俺を可愛がってくれた人が言った言葉
俺の大切な人が言ってくれた言葉
次第に震えもとまる
「 はー ... はー ... はぁ .. 」
最後に小さな溜め息をつく
... はー .. 夢見て怯えるとかだっさ ...
暫くして俺は辺りを見回した
「 .. どこだここ .. 」
見た事のない部屋
シンプルという言葉がぴったりな部屋
生活に必要なものしか置いていない
清潔感がとてもある
誰の部屋だ .. ??
「 ゔー .. ん ... ? 」
俯きながら低く唸り必死に昨日の出来事を思い出そうと頑張る
えーと 昨日は迷って男の子に会って理事長室に連れて来てもらってドア開けたら変なものg「 変なものって何かな紅ちゃん 」
いきなり声がして若干びっくりした
声のした方に顔を向けるといたのは理事長
「 ... 心を読むな .. 」
低い低い声で殺気を放ちながら言う
「 ちょ .. 怖い怖い ; 紅ちゃんが言ってたんじゃないか ; ほらほら 殺気しまって ; 」
「 ... mjd ?? 」
「 mjd 」
まじかおー (^q^)
違う違う
昨日は ... 理事長の長ったらしい話を聞いてたら
めんどくて眠くなって
寝た ! ← おい
最初のコメントを投稿しよう!