時を超えた蝶。
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――‐ 月都の前から消えた蝶は飛んでる様な、落ちていく様な不思議な浮遊感の中にいた。 (これが時の狭間… 本当に過去に行くんだ… … 二度と… …月都に会えないんだ…) 自業自得といえ、覚悟していたとはいえ襲いかかる悲しみに胸が潰れそうに痛かった。
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