2人が本棚に入れています
本棚に追加
「こんにちは~。」
紗耶香が声をかけると、関谷さんの表情が一瞬にして凍りついた。
「誰?」
男が冷めた風に言うと関谷さんは急に動揺し始めた。
「ミツル…落ち着いて、職場の人よ。大丈夫。」
と関谷さんが話すと同時に彼の拳が自分の顔めがけて飛んできた。
……………。
「っつ、な、なんで殴る。」
「ちょ、翔吾大丈夫っ??」
紗耶香が青ざめた表情で駆け寄る。
関谷さんは慌てて彼を引き離した。
男は無表情だった。
「ごめんなさい!!!」
と一言残し、関谷さんは彼を連れて急いでその場を去った………。
最初のコメントを投稿しよう!