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「おい!!食堂のほうで能力使ってケンカしてるみたいだぞ!!」
「風紀委員呼べ!」
廊下が騒がしい。せっかく俺が委員長をつとめる風紀委員室で仮眠を取っていたのに目が覚めてしまった。
すると、風紀委員室に闘牛よろしくタックル気味に扉を大きく揺らしながら入室するやつがいた。
「先輩~!食堂で能力使ってケンカしてる生徒がいるんですよ~!止めてください。」
こいつの名前は「一条香織」(いちじょう かおり)風紀委員で俺の後輩だ。
「え~…。眠いから無理。」
ただでさえ眠いのに喧嘩を止めろだなんて…
「ペロキャンコーラ味…。」
「行ってくる。」
俺は香織がそう呟くと同時に風紀委員室を飛び出した。
そう、俺はペロキャンコーラ味が大好きだ。ペロキャンコーラ味を発明した人は天才だと思っている。
食堂に着くまでの間、俺の自己紹介しようと思う。
神藤一月(しんどう いつき)17歳
身長175㎝ 体重57㎏
超能力を使える。超能力といっても、一昔前から誰でもなれるようになった。なんでもある学者が超能力について研究をしていてその時偶然誰でも超能力を使えることを発見したそうだ。
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