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自己紹介しているうちにいつのまにか目の前には食堂の大きな扉があった。扉をあけると、粉々になった机、椅子、食器。そして…机などを無惨な姿にした張本人が揉めていた。
「卵焼きはケチャップって決まってんだよぉぉぉ!そんなのもわからないのか?ちんちくりんがぁぁぁァ!!」
すると坊主が意味の分からない事を叫びながら近くにあった机を超能力で宙に浮かべ投げつける
「バカかてめぇは…。卵焼きは醤油だろうがぁぁぁぁ!!」
こちらのハゲも意味の分からなない事を叫びながら超能力で軌道をずらす。軌道がずれた机は俺に向かって一直線に飛んでくる。
しかし俺には当たらない俺は机に意識を集中させた。すると机は俺の目の前でピタリと止まり、ゆっくり床に落ちた。
「さてと…。ペロキャンの為にさっさと仕事をやりましょうか。」
俺は喧嘩を止めようと二人の間に入る。
「まぁまぁ、ケチャップでも醤油でも好きなようにすればいいじゃないか。」
「あぁ!?風紀委員長!ちょうどいいてめェはどっち派だ!!」
ハゲが叫んだ
「塩コショウ。」
俺は満面の笑みで答えた。
ブチッ!!
二人から何かが切れる音がした。
「「卵焼きは…」」
「ケッチャップに…」「醤油に…」
「「決まってんだろうがぁぁぁぁ!!!!」」
あっ、ハモったなんて考える暇もなく2人は超能力を使ったためもの凄いスピードで突っ込んできた。俺は2人のあいだに居たので挟み撃ちを受けるような形になった。
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