小さな神様

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咲桜)「心配無用じゃ、おぬし以外には見えぬ。もっとも、おぬしと接吻した者なら見えるがの。」 またしても、重要なことをさらっと! 「とりあえずは大丈夫か。なら……おーい、こっちだあ!」 咲桜)「わしは寝るぞ。眠くてたまらん。」 そういうと、俺の制服のポケットに入ってしまった。 はるか)「あぁ!いた!」 ことは)「え~、どこどこ?」 ゆかり)「あぁ、いました。ほら、ななちゃん!」 なな)「コクン…。」 「みんな。」 はるか)「全く、なにしてるのよ!高橋さん、心配してたんだからね!」 「ご、ごめん。」 ゆかり)「ひとまず、見つかってよかったです。はやく、戻りましょう。」 「う、うん、みんなごめんね…。」 晴信)「全く、世話の焼ける転入生だな。」 「晴信もごめん。」 転入初日からこんなにも良い友達に巡りあえてよかった。俺は源次郎さんのお叱りを受けながらそう思った。咲桜は…まだ寝ている。 やはり、歩き回って疲れたのか、ベッドに入るとすぅっと眠りにおちた。
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