始まりの花

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?3)「で、アンタはなにしてるわけ?」 いつの間にか話し合いが終わっていたのか、?3)の女の娘がきいてきた。 「えと、寝て…た?」 ?3)「んなの見りゃわかるわよ!それに、疑問形で言うな!」 「あっ、ごめん。」 ?4)「まぁ、まぁ、落ち着いて。起きたばかりなんですから。 喉渇いてます?」 「うん!、もうカラッカラッだよ!!」 天の恵みとはこのことだ!女の娘から水筒を受け取り、口に含んだ。中身は麦茶で、普通のとなんら変わりはないが、今の俺にはとても美味しく感じられた。 ?1)「なんかね、ピンク色の花びらが一枚とんでて、追い掛けたら君がいたんだよ!倒れてるからびっくりしたよお!」 水筒の麦茶を飲んでいると、?1)の女の娘が話してくれた。 ふと、頭に手をやるとピンク色の花びらがあった。手に取るとまるで雪みたいに溶けて消えていった。 「なんだこれ!?」 わけがわからなかった。周りの娘達も不思議そうにしていた。とりあえず、 「飲み物ありがとう、助かったよ。」 ?4)「はい、私は清水ゆかり、ゆかりと呼んでください。」 この娘は清楚で大人しい感じだ。 ?1)「はいっは~い、私は三沢ことは、ことはでいいよお!」 この娘は元気っ娘。さっきの言動からして、せっかちな娘かも。 ?2)「小河菜々…ななでいい…」 この娘はミステリアスなクールっ娘だな。 ?3)「私は、芽月はるか、はるかでいいわよ。」 ツンデレ、以上! 「俺は、搭条京也、きょうやでよろしく。」 ゆかり)「はい、よろしくお願いします。」 ことは)「よろしくね、きょうや!」 なな)「よろしく…。」 はるか)「よろしく。私の名前間違えたら死刑だからねっ!」 「う、うん。みんなよろしく。」 『そうだ、この娘達にきけば!』 「ねぇ、咲花村ってどこにあるか知ってる?」 ゆかり)「えぇ、今から行こうとしたところですよ。ついて来てください。」 神は俺を見放してなかった!マジ神さんきゅっ! 「じゃあ、お言葉に甘えて。」 ゆかり)「はい、では行きましょう。」 俺はこの娘達についていった。 俺ってツイてるかも!
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