第三拾二話 最後の言葉

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普通なら直ぐにでも行きたい所なのだが佳代さんが気を失ったら元も子もない。 カナちゃんは自縛霊… 佳代さんが気を失ってしまえばカナちゃんは事故現場に戻ってしまう。 だから俺と巌さんが事故現場でカナちゃんと接触出来た。 まずは佳代さんに少しでも慣れさせる。 巌さんが守護霊のレミさんに力を貸してくれる様に頼むと部屋にあたたかい空気が流れる。 佳代さん『なんかいいね…』 その空気は物凄く居心地が良くて包まれる様な感覚… 佳代さん『ちょっと楽になってきたかも…』 それから暫くし巌さんが頃合いを見てカナちゃんの家へ向かうことにした。
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