第三拾話 神の子 前編

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無数の霊がいる廊下を通り玄関から外へと出た。 日が照って気持ちいい… 部屋の中が嘘のような天気だ。 追い出された以上俺の仕事は終わったと言ってもいい。でも巌さん置いて行くのも気が引ける。 (終わるまで近く散歩しようかな…) そう思い一歩二歩と歩くと… ゴッ!!バタバタバタッ!! 家の中から激しい物音がした。
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