第三拾話 神の子 前編
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小さな手の指先は赤く染まっていた。 この子に何が取り憑いているのか全く視えない。 ふと思った事は相性が悪い… 何を思っているのか?何をしたいのか?わからない。 だんだんと恐怖を感じる俺に女の子はニコッと笑い 女の子『だまをくれ…』 だま?
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