第三拾話 神の子 前編

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帰りの車内 巌さん『お前何を感じた?』 俺『人間じゃない…人間じゃない存在と思っている?』 巌さん『母親は?』 俺『母親は取り憑かれてはいないけど精神喰われてる感じがした。』 巌さん『まぁまぁやな…』 巌さんは説明してくれた。 子供に取り憑いている霊は自分を神の様な存在と思っている。 神が人に取り憑くとたちまち理性を失い生きていけない。 その真逆… 質の悪い霊が取り憑くと理性を失うだけで無く、その霊が人格として乗りうつってしまう。 質の悪い霊は霊を集めては魂を喰う事だってある。
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