†アリス†

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小さい頃の記憶 そして 私は 走ってる ウサギを追って 走ってる その手には ナイフを持って 私は ここで起きた。 「ハァハァ…また…また…あの夢。」 ウサギを殺してから見る夢…。 あの時は10才… 今、16歳なのに…6年たってるのに…。 ずっと 同じ夢。 怖くて恐ろしくて… でも、さきが気になる…。 「はぁー…ぁ…よし!!忘れて森の図書館にでも行きましょっ~と」 私は、小さい頃から通っていた 図書館に向かった。 私は 急ぎ足で向かう 「ハァハァ…ついた…。」 久し振りに来たから、開けるのが少し不安だった。 でも、私は扉を開けた。 すると いつもと違う人が受付をしていた 私は本見に行こうとすると 受付をしてた人が話しかけてきた…。 『初めまして。えっと…名前は??』 私は少し驚いた顔をしながら口を開いた。 「アリス・ナインです…」 「アリス…いい名前だね。僕はルルス・アスタ。ルルスと呼んでくれ。」 「わかりました…ルルスさん。」 「敬語じゃなくていいよ。」 「わかったは。ルルス。」 ルルスはニコッと笑うと静かに座った。 私が、本を探していると、上から何かが落ちてきた。 “ドンッ” 「きゃっ!!っ…いたぁ…い」 上から落ちてきたのは本だった。題名は 「不思議の国のアリス?」 知らない名前 見たことない本だった。 私は最初のページをめくった。 すると 「“貴女は何を望んでいますか?僕は…貴女とゲームがしたい”?ふふ…面白そう。借りようっと。」 私が受付にその本を持っていくと 「アリスが不思議の国のアリスを借りるのかい?」 クスクス笑う彼に私は 「名前が同じだし、1ページ目に書いてある事が気になって」 私も同じように笑うと彼は 「そっか。はい」 と 彼に本を渡された 「いつまでに返せばいいかしら?」 「特別に、その本あげるよ」 「えっ?いいの??やったー!!!有り難うルルス!」 「うん」 彼はニッコリ笑うと 優しい顔で その笑顔の裏も知らずに私も笑う。 私は家に帰り、不思議の国のアリスを読んでいた。 「この、アリス名前も同じなうえ、年も同じなんて。」 私はクスクス笑っていたすると “コンコン” 私は誰だろうと思い、外を覗いた。 すると誰もいない… 私がまた戻ろうとすると “コンコン” 「もぅ…誰よ!!」 私は思いっきり扉を開けた。 そこにいたのは…
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