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私はどれくらい歩いたのかな?
結構歩いたけど…
まわりは森
何処をみても森
「ハァ…ここ何処よ…」
私が独り言を言ってると後ろから
「ねぇ…?お嬢さん道に迷ったのかい?」
「きゃっ!!だ、だ、誰よ!!」
私はあまりにもビックリしたせいで、声が裏返ってしまった…
「あっ、驚いたかいすまない。君名前は?」
「あっ…いや大丈夫です…私は…アリス・ナインです。貴方は?」
「アリス…君が…噂のアリスか…俺はカナメ・リーダだ。カナメと呼んでくれ。」
「えっ…?噂?」
「いいや…なんでもないよ。しょーがない町までおくってやるよ」
「有り難うございます。」
カナメはニコッと笑うと、
「いいえ。」
そのまま私たちは無言になってしまった。
私が困ったような顔をしていると、カナメが口を開いた。
「君は、アリスと言ったね?」
「はい…」
「アリスは…気ずいているかい?アリスが犯した罪を。」
「私は…わかりません。」
「そうか…町についたよ。じゃあ俺は帰るから。」
と言い残し帰ってしまった。
聞きたい事があったのに…
私は、しょうがなく森をしばらくあるく
すると後ろから
「アリス…道はこちらですよ?」
私は少し驚きながら
「あ、貴方は誰…?」
「私ですか?私はウサギ…ウサギ・ウーナです」
「ウサギ・ウーナ…?誰よ?」
ウサギは不気味に笑いながら
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