第五章

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隣でクスクス笑う小嶋。 「な~?心配せんでもよかったやろ? 私らはもう、家族やねんて!」 こんな風に誰かに迎え入れられて、新たな家族ができるなんて… 昨日までの僕には考えもしなかった。 温かな日だまりのような小嶋家の面々に、柄にもなく込み上げてくるものを感じながらも、僕は誓った。 今度こそ、ちゃんと家族になろう! 決して努力を怠る事なく、大切に守っていこうと。 .
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