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光と闇に
煌めく狭間
その奥に何かが
蠢いている
闇雲に走っても
『何か』からは
逃げ切れない
光に救いを求めても
思いは届かない...
光に背を向け
闇に手を染めた
僕は...報いを受ける
骨の軋む音
飛び散る肉片
『何か』の牙が喰い込む
痛覚も消えた頃に
やっと光が手を
差し伸べた...
君が手を振り
僕を笑顔で
迎えてくれた
腐腐…
だがそれは
どうしようもない
頭が作り出した
幻影さ...
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