俺は女じゃないｯ

ﾟ○どうしてこうなったんだよ、

　　｢ふぁｰｯ‥‥｣

　　いつもと同じ朝。
　　見慣れた景色。

　　いつも通りの
　　通学路を歩く。

　　｢今日もいい天気だな‥｣

　　俺は、青空を見上げ乍、
　　ﾎﾟﾂﾘ､と呟いた。

　　それと同時に、

　　｢玲音、おはよっ｣

　　彼は、同じｸﾗｽの
　　加那瀬 颯人。(ｶﾅｾ ﾊﾔﾄ)
　　ｻｯｶｰ部に入っているんだ、
　　部活は違うけど、
　　中学の時から一緒だったから、
　　信用はしている。

　　｢─はやく行こうぜ。
　　今日、玲音が日直だろ?｣

　　｢‥─あっ‥やべ‥
　　忘れてたｯｯ
　　じゃあ、はやく行こｯ‥｣

　　(今日、日直だった事を忘れていた‥
　　急がなきゃ。 )

　　そして、
　　俺と颯人は、
　　急いで学校に行った