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シュラ
「…何だあのビビり、急にナマイキな!」
燐
「うっへへへへ!京都かぁ~
俺中学ん時修学旅行行かなかったから、京都って初めてだ!
やっぱしバナナはおやつに入るんだよな?」
シュラ
「……気持ちいいまでに行楽気分を隠さないな…
遊びじゃないぞ!ほれ入れ。確か3・4号車貸し切りだ」
燐
「塾の奴らもう来てるかな?」
[燐を見てひそひそと話し合う車内の祓魔師たち]
燐
「…俺ってどこ座れば良いんだ?やっぱ奥から詰めた方が」
シュラ
「……空気読んでお前は前の方に座っとけ。
アタシはちょっと3号車の方見てくるから。お前、ここで大人しく座ってろよ!」
燐
「わかった!
…よーし」
燐(N)
「ワクワクするな!俺、学園町(がくえんちょう)離れんのも初めてだ!
…ん!? 何だコレ"京都タワー"?
京都にもタワーあんのか!ここは押さえとかねーとな!」
[嬉々として観光雑誌をめくる燐を見つめるしえみ]
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