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「大丈夫・・・体力が
消耗しすぎたみたい・・・」
『そっか・・・』
ユリは気を失う。
新・スカルはユリを
抱きかかえたまま
その場を去って行った。
「これで・・・僕の目的は
叶わなくなった」
シンジは胸ポケットから
爆弾のスイッチを取り出した。
「さらば・・・風都、
そして・・・妹(ユリ)よ」
シンジは爆弾のスイッチを押した。
【ノア】の研究所の中から
次々と爆発していた。
【ノア】の研究所から
少し離れた場所には
リュウが居た。
「幸助!!」
すると、ユリを抱きかかえた
新・スカルが現れた。
「幸助!?」
リュウは新・スカルに近寄る。
「ユリは無事か?」
『オレと一緒にシンジと戦って・・・
体力が消耗したみたいだ』
「そうか」
新・スカルはリュウに
ユリを渡す。
『ユリの事を頼む』
新・スカルは自分のバイクに乗った。
「幸助!!どこに行く!?」
『T2ガイアメモリがあちこっちに
飛び散ってしまった・・・
回収しに行ってくる』
新・スカルはバイクを走らす。
「おい!!幸助!!」
リュウは新・スカルの後ろ姿を
ジッと見つめる。
―完結―
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