2章

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アキは授業といいながらもグデンと体を投げ出していた 洋平「…………ぉぃ」 アキ「……なに…」 洋平「なんかあったのか?」 アキ「……」 洋平「……なんもないならそんな態度じゃないだろ」 アキ「……俺さ」 洋平「うん」 アキ「……なにやってんだろ……」 アキは小さな声で呟いた 洋平「……ん…?」 アキ「……やっと……手に入れたのに…」 洋平「……アキ……」 アキは顔を伏せていた ……………………………………… 講義が終わり学生達は教室からでて行っていた アキは顔を伏せたままだった 洋平「アキ、行くぞ」 アキ「…………」 洋平「アキ?」 アキ「……………痛い…」 洋平「ぇ?」 アキ「……頭…痛い……」 洋平「大丈夫か?」 アキは体を起こせれないでいた 洋平「おい、立てるか…?」 アキ「…微妙……」 洋平はアキの体を支えた 洋平「医務室行くぞ」 アキ「嫌だ!、ッ!」 アキは大きな声を出したことで頭に響き、さらに頭痛を悪化させた
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